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有機太陽電池

クリーンで尽きることのない太陽エネルギーを利用する太陽光発電は、地球温暖化を防止するためにも有望なため、将来の国産エネルギーとして大きな期待が寄せられています。

現在普及しているシリコン系太陽電池の現時点の発電コストは、家庭用電力料金の約3倍、業務用電力料金の約6倍と依然割高であるため、太陽光発電のさらなる普及のためには、太陽電池の低コスト化が不可欠であり、その実現に向けた各種新型太陽電池の研究開発が盛んになってきています。そのなかでも『有機太陽電池』は安価な素材を利用し、製造プロセスが容易なため、シリコン太陽電池に比べて大幅なコストダウンが期待されている次世代の太陽電池です。

有機太陽電池には[色素増感太陽電池]、[有機薄膜太陽電池]と二つの有力候補があり、ナード研究所ではどちらの研究も推進しています。色素増感太陽電池は、電極基板材料や色素を変えることによって形状や色彩に多様性をもたせることが容易です。例えば、基板をガラスからプラスチックフィルムに変えることでフレキシブルに、さらに、室内などの光の弱い場所でも発電することからインテリア用、インドア用太陽電池としても利用が期待されています.色素増感太陽電池は様々な用途への可能性を秘めた太陽電池として注目されていますが、実用化を目指すにはより一層の高効率化と耐久性向上が求められています。

そのためには新しい材料開発が不可欠であり、とりわけ色素が果たす役割は大きいと言えます。しかし、現在主流であるルテニウム錯体は高純度が求められることもあり、合成・精製が容易ではありません。

また、[有機薄膜太陽電池]は、フラーレン、フタロシアニン等の有機半導体が利用されており、化合物の高純度化が求められております。

弊社では豊富な有機合成の知識・経験を元に色素の合成・精製を行っております。また、新規にデザインされた太陽電池用材料も、合成ルートからご提案させて頂きます。

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