金属錯体
金属錯体は、配位子、金属の組み合わせにより、触媒や色素増感体など多種多様な性質を発現します。また、近年では金属有機構造体(MOF)や錯体ポリマーなど、これまでになかった金属錯体の構造も開発されています。
弊社では種々の配位子合成はもとより、錯化も含めた受託合成を行っております。また、合成した金属錯体もNMRをはじめ、XRDやICP-OESを用いて分析することが可能です。
金属錯体の合成
金属錯体には分子構造の関係上、光や水分、空気に不安定など、合成上問題となる特徴を持つものがあります。
弊社では暗室や複数台のグローブボックスを保有しており、さまざまな条件下での合成が可能です。また、合成した金属錯体は、NMRやXRD、ICP-OESなど弊社保有の分析機器で分析可能です。