化合物ライブラリ合成
基本骨格から派生した少量のサンプルを多検体ご提供します。
既存の合成法を基に多検体合成に適したプロセスを独自のknow-howで提案して、合成法の設計から反応の実施、精製まで一貫して行います。
サンプル出荷はお客様のニーズに合わせた形態を用意し、次の試験へそのまま使用できる状態でサンプルをお渡しします。
候補化合物の開示(候補化合物の最適化)
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1通常の有機合成から多検体合成プロセスの提案
パラレル液相合成、固相合成、精製法の検討、ルート提案。
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2ライブラリー合成
効率化・最適化されたプロセスに従い合成を進めます。
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3ライブラリーの精製
液相分取装置、固相坦持試薬による精製、MSトリガー分取システムによる自動精製等により品質を向上します。
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4品質管理
LC/MS、NMR、HPLCを用いてサンプルの構造、品質分析を行います。ご要望に併せたサンプル形態にてお届けします。
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5納品
ライブラリ合成反応実績例 1
Example1: amidation
納品量 | 20mg以上 純度 90%以上 1000化合物/3ヵ月 成功率 90%以上 |
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Example2: Suzuki coupling
納品量 | 10mg以上 純度 95%以上 100化合物/1ヵ月 成功率 90%以上 |
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100 compounds / day
100 compounds / day
ライブラリ合成反応実績例 2
Suzuki coupling | Buchwald amination | Heck reaction | Stille coupling |
Sonogashira reaction | Ullmann reaction | Negishi coupling | Mitsunobu reaction |
Mannich reaction | Wittig reaction | HWE reaction | Grignard reaction |
Gabriel synthesis | Jones Oxidation | Michael Addition | Simmons-Smith cyclopropanation |
Williamson Ether synthesis | Heterocyclic synthesis | Pd/C H2 | NaBH4 reduction |
LiAlH4 reduction | Condensation reagent | etc … |
FTE契約によるライブラリ合成実績
短期間契約(1-2プロジェクト)
100-400化合物を1ヵ月で合成(ライブラリ合成検討込)
長期間契約(複数のプロジェクト)
1ヵ月あたり150-400化合物を提供(ライブラリ合成検討込)
FFS 基本サービスの流れ
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1
ライブラリ合成
予備検討 -
2
ライブラリ合成
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3
LC-MS分取精製
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4
QC(LC-MS)
基本分析条件および分取条件
カラム | メソッド |
---|---|
YMC Triat C18, 5μm 4.6mm×50mm |
流速:2ml/min 温度:室温 グラジエント条件 |
Min | 0.1% TFA in H2O | CH3CN |
---|---|---|
0 | 95 | 5 |
0.5 | 95 | 5 |
3 | 5 | 95 |
5 | 5 | 95 |
カラム | メソッド |
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YMC-Actus Triat C18, 5μm 150mm×30mm |
流速:60 ml/min 温度:室温 グラジエント条件 |
Min | 0.1% TFA in H2O | CH3CN |
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0 | 95 | 5 |
1 | 95 | 5 |
11 | 20 | 80 |
12 | 5 | 95 |
パラレル合成に関する主要設備
反応装置、処理装置 | |
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パラレル反応装置 20ml 13連(-78〜150℃) 150ml 6連(-78〜150℃) |
多検体用溶媒濃縮装置 (遠心濃縮、エアドライ) |
パラレル反応装置 20ml 50連(0〜150℃) |
パラレル分注技術 |
パラレル反応装置 2ml 96連 |
精製 | 分析 |
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自動カラム分取装置 (SiO2、NH type、 ODS type等) |
NMR (400MHz) |
MSトリガー自動分取システム 2台 |
ハイスループット対応型HPLC (PDA、UV) |
固相反応精製技術 | 多検体自動測定LC/MSシステム (PDA、ELSD) |